今日は、ヒットするセミナーを作るために
「オリジナルキャラクターを作ってスポークスマンにする」
というお話をします。
目次
スポークスマンとは
宣伝するためのキャラクターのこと
そもそもスポークスマンとは、
“政府や団体の意見などを発表する担当者、また、代弁者。”
(引用:コトバンク)
のことです。
簡単にいうと宣伝するためのキャラクターのことですね。
身近な例で言えば、企業CMに出てくる芸能人がスポークスマンです。
キャラクターをスポークスマンにする
「キャラクター=スポークスマン」のススメ
CMに起用されている芸能人は確かにスポークスマンなのですが、スポークスマンとして芸能人を起用することはおすすめしません。
キャラクター、それもオリジナルのキャラクターを使用することをおすすめします。
「芸能人≠スポークスマン」3つの理由
なぜ、芸能人をスポークスマンにすることをおすすめしないかというとそれには、3つの理由があります。
1.起用にお金がかかる(コスト面)
2.スキャンダルに弱い(イメージ面)
3.人気や知名度が不安定(安定面)
芸能人をスポークスマンとして起用することの最大のメリットは、「ブランド力」です。
しかし、ブランド力のある芸能人は、起用に際して莫大な金額がかかります。
また、芸能人はスキャンダルに弱いです。芸能人も生身の人間ですから、不倫スキャンダルもありますし、政治的な発言で地位を落とす人もいますし、薬物の使用などが明らかになる人もいます。
そうなった場合に、イメージが落ちてしまうのは芸能人本人だけではなく、その芸能人をスポークスマンとして採用した会社も落ちてしまうのです。
さらに、芸能人のブランド力はいつまでも安定しているものではありません。
例えば「流行語大賞に選ばれた芸人さんは、次年度売れない」というジンクスがあるように、起用した年からずっと同じような影響力・イメージを保ち続けられる芸能人というのは稀です。
そういった芸能人も確かにいらっしゃいますが、彼らは並の努力とお金ではスポークスマンにならないでしょう。
「キャラクター=スポークスマン」のメリット
3つのメリットがヒットコンテンツに繋がる
キャラクターマーケティングともいうのですが、キャラクターをスポークスマンにすることによって3つのメリットがあります。
1.親しみを持ってもらえる
2.コミュニケーションを取りやすくなる
3.販売促進に繋がる
この3つです。大切なことなので、詳しく解説しますね。
親しみを持ってもらえる
キャラクターをスポークスマンにする一番のメリットは、お客様に親しみを持っていただけるということです。
キャラクターは一度作ってしまえば、頻繁に露出させることができます。
露出機会が多いということは、お客様が見る機会が多いということです。
少し想像してみて欲しいのです。
例えば、初めて参加するセミナーで、講師にも会ったことがなく、会場に来る人に知り合いもいない状態は、緊張し、不安なのではないでしょうか。
そんな中で、セミナーに興味を持った段階から見知っているキャラクターがセミナー会場にあったら、少しホッとした気持ちになりますよね。
見て知っていて、自分に害意を持っていないものや人について、人は安心感や親しみやすさを持つのです。
「キャラクターがあることでお客様が親しみをもつ」
これが、次からお話しする2つのメリットにも繋がってきます。
コミュニケーションを取りやすくなる
キャラクターを通じて、お客様が親しみを持つことで、コミュニケーションが取りやすくなります。
親しみを持ってもらうことで、堅いセミナーであってもリラックスした状態でセミナーを受けてもらうことができるのです。セミナーが始まる前の段階からリラックスしてもらえることで、講師とのコミュニケーションが、リラックスしていない状態よりも円滑になります。
「セミナーで講師とのコミュニケーションが円滑?セミナーは講師が一方的に話すものでしょう?」
と感じられた方は、こちらの記事も読んでみてください。きっとセミナーに対する価値観が180°変わりますよ。
販売促進に繋がる
お客様に親しみをもっていただくことができ、それが円滑なコミュニケーションに繋がるとなると最後のメリットは、販売促進に繋がることです。
人は親しみを持ったものや人が紹介してくれるものに対して、好感を持つのです。
さらに、キャラクターがいることで、文章だけでは伝わりづらいような難しい内容もビジュアルで表現することが可能です。
キャラクターはオリジナルキャラクターが◎
キャラクターをスポークスマンにすることによるメリットについてお話ししました。
ところで、キャラクターには2種類あることをご存知ですか。
・すでにあるキャラクター(ライセンスキャラクター)
・新しく作るキャラクター(オリジナルキャラクター)
この2種類になるのですが、キャラクターをスポークスマンにするならオリジナルのキャラクターを作ることを絶対おすすめします。
ライセンスキャラクターは使用に契約が必要
ライセンスキャラクターの代表的な例をあげると「ドラえもん」「アンパンマン」「ピカチュウ」「スーパーマリオ」などがあります。
これらのキャラクターを企業のスポークスマンとして使用している企業もあります。
ですが、有名キャラクターをスポークスマンにするには芸能人を起用するのと同じように契約することが必要なんです。
ライセンス契約というのですが、これをしておかないと知的財産権を侵害したとして訴えられることも考えられるんですね。
さらに、キャラクターのイメージにそぐわないようなセミナーや商品はライセンス契約自体を断られる可能性もあります。また、当然ですが使用料もかかってきます。
すでにある有名キャラクターをスポークスマンに起用できれば、キャラクターの持つイメージの効果で、セミナーや商品に対するイメージもアップしますが、芸能人と同じように自由がきかないですし、お金がかかるということなんですね。
オリジナルキャラクターをすすめる理由
それに対して、オリジナルキャラクターの場合は、キャラクターになにをさせるのも、作った人の自由です。キャラクターがどんな商品となにをしていても、キャラクターにどんなセリフを喋らせても、どこにキャラクターを登場させてもいいのです。
「メリットはわかったけれど、自分でキャラクターを作るのはハードルが高い」
という方もいらっしゃいますよね。
大丈夫です。もう少し後になりますが、キャラクターを「安く・簡単に・センスよく」作成できるサイトをご紹介しますよ。
堅いセミナーでもキャラクターを起用する理由
お役所にもキャラがいるのにためらう理由はない
「キャラクターを作って、スポークスマンにしましょう」
そうは言われても
「私のセミナーはBtoBの企業家向けのセミナーだ」
「私のセミナーは堅いセミナーなんだ」
という方もいらっしゃいますよね。
でも、そういうセミナーだからこそキャラクターを作りましょう。
先ほどお話ししたように、親しみが持てるキャラクターが1体いるだけで、お堅いセミナーであってもお客様に親しみを持っていただくことが可能なんです。
セミナーを開催することは、自分自身の伝えたいことを誰かに伝えるということです。お客様は親しみを持った相手の話ほど、熱心に聞いてくれます。キャラクター1つで話が伝わりやすくなるなら、簡単だと思いませんか。
また、ピーポくんというキャラクターをご存知ですか?
ピーポくんは警視庁のキャラクターです。あのお堅いイメージの警視庁でさえ、キャラクターを作っているのに、「私のセミナーは堅いから」という理由はキャラクターを作らない理由にならないですよね。
キャラ作りに役立つサービス
さて、キャラクターを作ってスポークスマンにしましょうというお話をしてきました。
全くのオリジナルのキャラクターを作った方が、キャラクターをスポークスマンにするメリットを思うままに享受できるのですが、ここで壁となって立ちはだかるのが、
「オリジナルのキャラクターをどうやって作るか」
ということです。
ここからは、オリジナルキャラクターを「安く・簡単に・センスよく」作れるサービスをご紹介します。
全部で4つのサービスをご紹介しますので、自分のセンスにあったサイトを選んでみてください。
安く・簡単に・センスよく作れる4選
coconala(ココナラ)
(引用:ココナラ https://coconala.com/)
coconala(ココナラ)はワンコイン(500円)で、誰かの「得意」を買うことができるサービスです。
例えば、絵を描くのが得意な人が「あなたの好きな絵を描きます!」という「得意」を出品していたとすると、その「得意」を購入した人は、出品者にワンコインで好きな絵を描いてもらえるんですね。
カテゴリーから出品者を探すこともできますし、リクエストボードを使用すれば「こんな依頼をしたいんだけど、誰か受けてくれませんか」という案内を出すこともできます。
(coconala(ココナラ):https://coconala.com/)
クラウドワークス
(引用:クラウドワークスhttps://crowdworks.jp/)
クラウドワークスは、クラウドソーシングサイトです。クラウドソーシングサイトとは、インターネット上のハローワークのようなものです。
ここでオリジナルのキャラクターを作成してもらうには、「オリジナルのキャラクターを作ってください」という仕事をこのサイトを通して依頼する必要があります。
「クラウドワーカーを探す」というボタンから、その筋のプロフェッショナルを探すことも可能です。クラウドソーシングサイトで依頼する場合は、全体としてどれくらいの予算で作って欲しいのか見積もっておくといいですね。
(クラウドワークスhttps://crowdworks.jp/)
ランサーズ
(引用元:ランサーズhttp://www.lancers.jp/)
ランサーズもクラウドワークスと同じく、クラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスと同様に「オリジナルのキャラクターを作る」お仕事を依頼してもいいですし、「ランサーを探す」からピンポイントでデザイナーさんに依頼することも可能です。
また、「ランサーズストア」は、ココナラのような感じで、ランサーズに登録している人が「自分ができる仕事」を出品しているサービスです。価格は出品者によってまちまちですが、この「ランサーズストア」を利用してキャラクターを作ってもらうこともできます。
(ランサーズhttp://www.lancers.jp/)
fiverr(ファイバー)
(引用元:fiverrhttps://www.fiverr.com/)
fiverr(ファイバー)はアメリカのサイトです。ここはココナラと同じシステムで、5ドルでキャラクターを作ることが可能です。
全文英語になっているので多少戸惑うかもしれませんが、日本人とは違うデザインを希望するなら利用してみるといいでしょう。
(fiverr:https://www.fiverr.com/)
まとめ
キャラクターの利用シーンは様々
キャラクターを作るという敷居は下がりましたか?
これらのサイトを利用することで、自分自身でデザインをするよりもはるかにすばらしいデザインのオリジナルキャラクターを、自分だけのものにすることができるのです。
ぜひ、先ほどご紹介したサイトを使用してみてください。
また、作成したキャラクターは、パンフレット、セミナー配布資料、セミナー募集ページ、マスコットなど様々なシーンで使うことができます。
そして、露出が高くなるごとに、お客様が目にする機会が増えるごとに、お客様は親しみやすさを感じてくれます。
これは素晴らしいことですよね。
ということでぜひ、ヒットするセミナーやコンテンツを作るために、スポークスマンとしてのオリジナルキャラクターを作ってみてください。