「セミナーで稼ぐ」といわれるとハードルが高そうに感じる人は多いかもしれません。しかし、セミナーで稼ぐビジネスは誰でもはじめられるチャンスを秘めているのです。
ここでは、セミナーで稼ぐためのノウハウを幅広く紹介していきます。
目次
誰でもなれる? セミナー講師になるための方法とは
セミナーで稼ぐためには、セミナー講師になるのが手っ取り早いです。
セミナー講師と聞くと、その道のプロしかなれないイメージを持つかもしれませんが、気楽に考えましょう。
きっかけさえつかめれば、ごく平凡な人でも人気セミナー講師になれる可能性はあります。ここでは、セミナー講師になる方法をいくつか紹介していきます。
ネットビジネスのセミナーにいく
人気のセミナー講師になりたいのであれば、まずは自分の師匠を探すのが近道です。
ネットビジネスは、セミナーが盛んですので自分が気にいったものに参加してみましょう。
インターネットのブログやメルマガで情報収集する方法もありますが、リアルで見た方が自分のためになります。
不明点があれば、直接質問ができるのもセミナー参加のメリットです。
初心者は、まず自分の指導者を探すことを目指しましょう。
認定講師の資格を取る
セミナー講師は資格がなくてもなることができますが、認定講師の資格を取れば箔がつきます。特定の資格を持つことで講師の仕事が増えるのはよく聞く話です。
自分がセミナー開催したときの人集めもしやすくなるでしょう。
資格はスクールに通ってもいいですし、通信講座で取る方法もあります。
認定講師は女性向けのものが多く、ネイルアート、レンジアクセサリー、セラピーなどが盛んです。
セミナーの主催者からチャレンジ
最初から自分がセミナーの講師になるのではなく、最初は主催する側にまわるのも悪くないアプローチです。
人気のあるセミナー講師を招き、その話し方を勉強したり、コネを作ったりしましょう。
主催することで、参加者名簿の情報が得られるのもメリットですね。
人気セミナー講師と仲良くなることができれば、自分がセミナーを開く際にジョイントセミナーを開催できる場合もあります。
セミナーの主催を継続し、セミナー講師としてデビューする土台を整えていきましょう。
セミナービジネスでがっちり稼ぐポイント5選
セミナーで稼ぐためには、押さえておくポイントがあります。
何も考えず、やみくもにセミナーを開催しても効率が悪いです。
今すぐ実践できる方法をここでは5選に絞って、紹介していきます。
稼ぐ方向性をはっきりさせる
セミナーを開催するときは、どこに収入源をおくのかを明確にしておく必要があります。大きくわけると、「セミナーそのもので稼ぐのか」「セールスで稼ぐのか」の2択になるでしょう。
セミナーがメインなのであれば、セミナー単価をそれなりに上げておかなくてはなりません。
セールスが目的であればセミナー単価を下げても良いです。
どっちつかずの方針だと、集客がし難くなるので、まずはセミナーの方向性をしっかり決めましょう。
参加人数を限定する
セミナーは、量よりも質です。たくさん人を集めた方が稼げると思われがちですが、そうとは限りません。
人が増えれば増えるほど、一人ひとりに対する対応が乏しくなるので、参加者の満足度は低くなる傾向があります。
思い切って、参加人数を5名程度に絞ってみましょう。
集客にかかる負担も軽減されますし、セールスのしやすさも変わってきます。
人数を絞ることで一体感も生まれやすくなり、リピーターがつきやすくなる効果も期待できるでしょう。
双方向な内容を心がける
セミナーで重要になるのは参加者を飽きさせないことです。
トークに自信がついてくると、こちらから一方的に話す展開が多くなりがちですが、それはあまりよくありません。
「話を聞くだけ」というのは、どうしても飽きやすくなります。
セミナー参加者にも発言させる方が、満足度はより高くなるでしょう。
例えば、セミナーの冒頭でいくつか質問を準備し、参加者に答えてもらうのがおすすめです。
双方向なセミナーは緊張をやわらげますし、仲間意識も芽生えやすくなります。
情報は限界までオープン
セミナーでは、情報の出し惜しみは可能な限り、避けるようにしましょう。
重要な情報はセールス商品に持っていきたいと考える人は多いかもしれませんが、それでは信頼してもらえません。
セミナーの内容自体が魅力的でなければ、セールス商品を購入しようとは思わないでしょう。
情報の大半を出したとしても、それを実行できるとは限りません。
確実に実践できるセールス商品であれば、情報を出し切ってしまっても売ることができるはずです。
魅力的な話し方を心がける
セミナー講師の肝は話し方にあるといっても過言でありません。
話すときのスピードは、ゆっくり目を心がけましょう。
目安としては1分間にだいたい300文字ぐらいになります。
間をうまく使うのも有効です。特に注目して欲しい話をする前は一瞬の間を作ることを意識しましょう。
セミナー講師は、プロである前提なので、「おそらく」「たぶん」などの言葉を使うのはNGです。
これらの言葉が出てしまうと、自信がなさそうな印象を持たれてしまうので気をつけましょう。
具体的なエピソードをふんだんに盛り込み、結論を最後に述べるようにすると、参加者の興味を引きやすくなります。
参加費だけでは不十分! セミナーはバックエンド販売が鍵を握る
セミナーで稼ぐための要素のひとつとして、バックエンド販売はとても重要です。
セミナー単体の稼ぎだけで生活するのはなかなか苦しいのが現実でしょう。
ここでは、バックエンド販売について解説を行っていきます。
バックエンド販売とは
バックエンドとは、セミナー後に高額の商品を出すことです。
集客のための商品であるセミナーはフロントエンドの役割を持ちます。
例えば、参加費が5000円のセミナーを開催し、セミナーの最後に30万円や50万円の商品を販売するのがバックエンド販売のアプローチです。
セミナーだけで稼ぐよりも何倍もの収益を出すことができます。
バックエンド販売を軌道に乗せることが、セミナーで稼ぐための近道といえるでしょう。
バックエンド販売は参加者のために
バックエンド販売は収益を上げられるだけでなく、参加者のためにもなります。
なぜなら、セミナーを聞くだけでセミナーの内容を実践するのは非常に困難だからです。
個別コンサルをセミナー内で開くのは不可能ですし、なんらかのフォローが必要になるでしょう。
バックエンド販売は参加者のニーズに応えた商品といえます。
セミナー開催者は、セミナーだけではカバーできない問題に対し、それを解消するサービスを販売する責任があるのです。
セールスプロセスをしっかりと作ろう
バックエンド販売で大切になるのはセールスプロセスです。
「何をどの順番で説明するのか」「そこからどうセールスに展開するのか」など、段取りをあらかじめ決めておく必要があります。
人気のあるセミナー講師は、セールスプロセスがとてもスムーズです。
最初は、人気講師のマネから入るのが良いでしょう。
セミナーで今ひとつ稼げていない人は、バックエンド販売に抵抗がある人が多いようです。売り込みのすべてが決して悪いことではありません。
相手が欲しいタイミングで適切な商品をセールスできれば、むしろ感謝されます。
相手が気分よく商品を買えるかどうかはセールスプロセスにかかっているのです。
セールスプロセスがまともに機能する仕組みをよく考えるようにしましょう。
セミナーで稼ぐためのポイントを押さえて成功を目指そう
セミナーで稼ぐためには、自分の指導者としてふさわしい人を見つけましょう。
コツさえつかめば、どんな人でも人気講師になることが期待できます。
セミナーを開催する際には、情報の出し惜しみはやめて双方向な内容を心がけるのが望ましいです。
セミナーの内容を補完するバックエンド販売は必ず実施するようにしましょう。