セミナーで即実践できる! 観客を簡単に誘導できるテクニック

セミナーで大きな売り上げをあげようと考えた場合に、お客様を商品購入の方向に誘導できたなら嬉しいですよね。

 

実はカリスマと言われる講師のほとんどが、テクニックを利用してお客様を誘導しているのです。

 

今回の記事では、お客様を誘導するテクニックの中でも簡単で今日から実践できるものをご紹介しますね。

 

意識を集中させ心を開かせる

集中後の話は伝わりやすい

 

「人は徹底的に1つのものに意識を集中すると、心を開きやすくなる」という原則があります。

 

例えば、本を読む、動画を見る、セッションをするなどの方法で集中した後のお客様は、話者の話すことが伝わりやすい人になるのです。

 

この「集中すると心を開きやすい」という原則は、これからのお話のとても大切な要素になりますので覚えておいてください。

 

 

動画とスポットライトを有効に使う

セミナーでは講師にだけスポットライトを当てる

 

1点に集中させると言われても、具体的にはどうしたらいいのかイメージがわかないですよね。

 

例えば、セミナーでは映像を流したり、お客様にセッションをしてもらったり、1分間のアンケート形式のテストをしてもらうことが考えられます。

 

特に、大きなスクリーンを使用した映像は、1つのことに簡単に集中することができるのでおすすめです。

 

頻繁に使用することで、お客様が集中しますし、お客様が飽きることも防ぐことができます。

オープニング前から、セミナーの予告として3分〜5分程度の動画を流しておくのいいでしょう。

 

さらに、セミナーではぜひスポットライトを有効活用することをオススメします。

 

周りを薄暗くし、講師にのみスポットライトを当てることで、お客様が講師にのみ集中することができるのです。講師にだけ集中することも、1点に集中することになるんですよ。

 

 

スポットライトは青がベスト

 

「セミナーであるならば、スポットライトを有効活用してください」というお話をしました。

スポットライトを使用するならば、青いスポットライトが理想です。

 

なぜかというと、青いスポットライトを使用することでお客様が眠くなるからです。

青いライトを使用すると目が疲れると言われています。目が疲れることによってどうなるかというと、眠たくなってくるのですね。

 

眠たくなって意識が朦朧としている状態というのは、他人の言葉を受け入れやすい状態です。

 

完全に眠られないように、セミナーの内容を工夫する必要はありますが、青いスポットライトを有効に活用することで、お客様が講師の言葉を受け入れやすい状態を作ることができます。

 

 

集中を促す言葉をいうことも必要

人は言われたことしか動かない

 

また、言葉で「私の方に集中してください」「この映像を集中して見てください」「今からだす画像はとても大切なので、集中して見てください」と伝えることも大切です。

 

基本的には、人は言われたことしかしません。言われないとそちらに意識が向かないと言ってもいいでしょう。

 

ですので、集中してほしい「ここぞ」というシーンでは、必ず「集中してください」と一言伝えることが重要です。

 

言わなかったことによる失敗例

 

伝えるべきことを伝えなかったことにより失敗した例をお伝えしますね。

セミナーのバックエンド商品を販売している方が「申込書を書いて下さい」と言い忘れたばかりに、「申込書を書く人が皆無だった」というお話です。

 

その方のセミナーは前後半に分かれているセミナーです。通常であれば、前半部分が終了次第、休憩があり、休憩に入る前に講師が「今、この休憩時間の間に申込書を書いて下さい」とアナウンスをします。

 

ところが、その日の講師は「これから休憩に入りますので、トイレに用事のある方はトイレに行って下さい。また、コーヒーなどもどうぞご自由にお飲みになって席に戻ってきて下さい」とだけアナウンスしたのです。

 

その結果、普段であるならば、数十人の申し込みがあるはずなのに、その日の申し込み人数は0人になってしまったのです。

 

お客様は「申込書を書いて下さい」と言われなかったので、本当に休憩時間に休憩だけして会場に戻ってきたのですね。

 

その方のセミナーで異なるのは、「申込書を書いて下さい」の一言を言ったかどうかだけです。

「人は言われたことしか意識せず、行動しない」のいい実例ですね。

 

 

言葉で人を動かすテクニックについてはこちらの記事も参考にしてください。

より具体的で実践的な方法について詳しく解説しています。

人を動かす言葉とは? 誰でもカリスマになれる具体的テクニック

 

まとめ

セミナーで即実践できる!観客を簡単に誘導できるテクニックということで、集中のお話と、スポットライトの有効活用方法についてお話ししました。

人は、集中した状態のあとは心を開きやすいのでしたね。

 

また、「集中してほしい」「商品を購入してほしい」といった「行動に移してほしいこと」がある場合は、言葉できちんと伝えることが重要なのでした。

 

「申込書を書いて下さい」という一言を言わなかったばっかりに、申込者が0だった方の例にあるように、人は言われたことしか動かないものなのです。

 

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