ファンを劇的に増やすには? 本当は知られたくない応援されて売上も上がる方法

ファンを劇的に増やすには、念入りに作り込まれたテンプレートが必要です。

今回の記事では、ファンを劇的に増やし、逃さないためのテンプレートをわかりやすく徹底的に解説しています。

 

この記事に書かれた手法を余すことなく使うことで、ファンが劇的に増えるビジネスモデルを作り上げることができ、できたファンを熱烈なファンにすることが可能になります。

 

圧倒的な支持をされ、揺らぎない組織を作りたい方は必読の記事です。

 

目次

進出する分野で“神”を作る

“神”=“絶対に間違わない存在”

 

ファンを劇的に増やすビジネスモデルを構築するにあたり、まず最初に行っていただきたいのは、自分が進出する分野での“神”を作ることです。

 

ここでいう“神”とは、“絶対に間違わない存在”という意味です。

 

なぜ、進出するビジネス分野での神を作らなければならないのかというと、神を作っておくことで、ビジネスシーンで“機能”として利用することが可能になるからなのです。

 

 

“神”は難局で利用するための機能

 

「神は絶対に間違わない存在であり、機能です」と言われてもイメージがしづらいかもしれませんね。

 

「絶対に間違わない存在を機能として使う」とは、つまり、「不都合が生じた場合に絶対に間違わない存在を盾にして、不都合を封じ込めることができる」ということです。

 

例えば宗教では、機能としての神はこのような使われ方をしています。

 

「あなたの宗教を信じて祈りを捧げているのに、効果があるように感じられない」という信者に対して、指導者が「それは、あなたの祈りがまだ足りていないということです。神がそう仰っておられる」と答える。

 

そして、信者は「神がそう仰っているなら、私の祈りが足りないのだ」と納得するという使われ方です。

 

身近な例をあげると、子供にとっての親も機能としての神といえます。

 

例えば、子供が「あのゲームが欲しい!同じクラスの子達はみんな持っている!」と言ったとして、親が「ゲームをしたら成績が下がるから買いません。よその家はよその家、うちはうち!」と言って諦めさせたとします。

 

このとき、子供がどうして諦めたかというと「親がいうなら仕方がない」から諦めるのです。これは、子供にとっての親が絶対に間違えないものであるからなのですね。

 

絶対的な存在を前にすると、人は信じざるを得ない状態になります。

この心理がビジネスにおいても役に立つからこそ、不都合が生じたときの盾として絶対的に間違わない存在を作ることが重要になってきます。

 

 

“神”は自由に作ることができる

絶対的な存在と定義づけた瞬間に“神”になる

 

それでは、機能としての神はどのように作り出せばいいのでしょうか。

 

絶対的な存在を作ると言われても、戸惑ってしまう方も多いと思います。

でも、悩む必要は一切ありません。絶対的な存在の作り方はあっけないほどに簡単だからです。

 

その作り方は、「これが神(=絶対的に正しいもの)です」と定義づけるだけなのです。

 

例えば、ダイエットのセミナーで、絶対的な存在を紹介するとしたら、このようになります。

 

「今回ご紹介するダイエットの方法は、元々はアメリカの高名な研究者が作り出したものです。

このテクニックは最強のテクニックと言っても過言ではありません。

私のダイエット方法は、このメソッドを現代風にアレンジして再構築したものなのです」

 

この例では「アメリカの高名な研究者」を神として定義づけていますね。

 

あるいは、マーケティングの分野ならこのような形になります。

 

「ジェイ・エイブラハムのダイレクトレスポンスマーケティングが絶対です。このやり方に従っていれば、マーケティング戦略を誤ることはありません」

 

この例では、ジェイ・エイブラハムを絶対的な存在として利用しているのです。

 

機能として利用する“神”を作るには、「絶対的な存在である」と定義づけることで作ることができるのです。

 

 

ジャンルを絞りファンを獲得する

注目され支持されるキーワードは“反社会性”

 

前の章では、難局時に利用するための絶対的な存在を作りました。

次は、進出しようとしている分野で注目され、支持されるジャンルを見極めましょう。

 

絶対的な存在があったとしても、人々から注目され、支持されなければ居酒屋で愚痴を言うとの何一つ変わりません。

注目され、支持されるジャンルを見極める際のキーワードは「反社会性」です。

 

反社会性といってもテロリズムのことではありません。

ここでいう反社会性というのは、「社会が抱えている問題に焦点を当てる」ことです。

 

例えば、「ニートを救う」「待機児童を解消する」「仮想通貨損失者の救済」「老人の孤立化を解消する」などです。

 

こういった社会が抱えている問題に焦点をあて、「この問題を解決できるのは、私たちしかいない」と宣言することで、人々の注目と支持を集めることが可能になります。

 

 

社会的弱者をターゲットにする

世間のイメージアップでファンが増える

 

注目され、支持されるジャンル選びのキーワードは反社会性でした。この反社会性をもっと突き詰めていきましょう。

 

突き詰めることで、世間からいいイメージを持たれることができ、より一層支持されるビジネスモデルを作ることができます。

ジャンルを突き詰める際のキーセンテンスは、「社会的弱者を救う」です。

 

ここでいう「社会的弱者」とは、子供、高齢者、情報弱者など一般的な大人ができて当たり前のことを当たり前にできない人たちのことです。

 

世間は、弱者とされている人たちが抱える問題を解決し救済する人や組織、ビジネスに対して、いいイメージを持つものなのです。

ですので、社会的弱者をターゲットにすることでより大きな支持を集めることができます。

 

 

社会的弱者かつお金のある人に絞る

 

社会が抱える問題に焦点をあて、社会的弱者をターゲットにすることで、世間から注目され、支持されるビジネスモデルの構築が可能とお伝えしました。

ここで、大切なポイントがあるのでお伝えしますね。

 

そのポイントは、「お金がある人をターゲットにする」ことです。

 

宗教団体や慈善団体であるならば、社会的弱者でお金のない人を対象にしてもいいでしょう。

しかし、ビジネスとして行うのであれば、社会的弱者でもお金のある人を対象にする必要があります。

 

なぜならば、もし社会的弱者でお金のない人をターゲットにしてしまうと、ただの詐欺師になってしまう可能性があるからです。

 

もし、どうしても社会的弱者でお金のない人をターゲットにするならば、一人一人からの金額は少なく、幅広い人たちからお金をもらうという手段をとってください。

例えば、スマートフォンの課金アプリのような手段が考えられますね。

 

とはいえ、ビジネスとして行う際は、社会的弱者でお金のある人をターゲットにしてください。

 

 

相手をファンにさせる理論の作り方

前提と理由づけでファンを獲得する

 

社会的弱者でお金のある人をターゲットにした後は、ターゲットがファンになるような理論を作らなければいけません。

ターゲットの心を掴む理論がなければ、ファンになってくれないからです。

 

この理論を構築するにあたってのポイントは、「突拍子もないことを要素に入れる」ことです。突拍子もないことを入れることで、新規性と意外性を取り入れることができます。

 

「突拍子もないことを入れる」というと、「突拍子もないことを言って信じてもらえるのか」という疑問が湧くと思います。

 

確かに、突拍子もないことをいうだけだと信じる人は少ないかもしれません。

でも、突拍子もないことを信じさせるためのテクニックがあるのです。

それは、「前提と理由づけをしっかりつける」ことです。

突拍子もないことを繋げる前提と理由をつけるということですね。

 

例えば、「ニートこそがこの国を救うもっとも大切な存在である」と言ったとします。ここに前提と理由づけをしていくと、このようにすることができます。

 

「なぜ、ニートこそが社会を救う存在かというと、ニートは情報に長けている存在だからです。

情報に長けているニートだからこそ、ニートの情報網を使って、日本の文化を世界中に発信することができるのです。」

 

前提と理由づけをした結果、突拍子もないことがそれらしいことになりました。

 

どんなに突拍子のないことでも、前提と理由づけを作ることで相手を納得させる理論を作ることができるのです。

 

 

ファンを増やす実践的な方法

ターゲットの中でも困っている人を探せ

 

次に、一番最初にターゲットにすべき人たちについてお話をしていきます。

 

最初にターゲットにした層があると思うのですが、そのターゲットの中でも「困っている人」を最優先でターゲットにしてください。

 

既存のやり方でうまくいかず困っている人は、新規性と意外性を兼ね備えた突拍子もないアイデアに飛びつきやすいのです。

つまり、新しいビジネスの顧客になりやすいのですね。

 

イメージとしては、自己啓発本を何冊も購入する人のようなイメージです。

その人たちは心理的に「以前買った自己啓発本でうまくいかなかった。だから、内容的には大して変わっていない気がするけれど新刊があるなら購入しよう」という思いを持っています。

 

このような、ある特定ジャンルの中をぐるぐる回ってしまっている人というのは、新規性と意外性のあるものに飛びついてくれやすいのです。

 

 

ファンにするためにわかりやすく伝える

 

ここで、困っている人をファンにするために注意すべき点があります。

それは、「わかりやすく、簡単に伝える」ことです。

 

過激な言い方をすると、「ファンを作りたいのなら、人々に話しかける言葉は、ファンとして獲得したい人々の中でも知的水準が最低水準の人に合わせなければならない」ということです。

 

せっかく苦労して作成したノウハウや商品でも、受け入れてもらえなければ意味がありません。

 

人々に受け入れてもらうということは、人々がそのノウハウや商品を使用したときに生じるbefore→afterを容易にイメージできるということです。

簡単にイメージしてもらうためには、わかりやすく簡潔な表現と簡単にできるステップが不可欠です。

そうでなければ、人はイメージができず行動に繋がらないのです。

 

例えば、食事制限を主軸としたダイエット方法があったとします。

ダイエットには食事制限とバランスのとれた食生活が効果的であることは、誰もが知っていますよね。

 

しかし、そのプログラム内容が「365日分の食事内容を全て書き出して、先生にチェックしてもらう」内容だったらどうでしょうか。

 

効果があるとわかっていても、行動に移すには迷いが生じますよね。

なぜ迷いが生じるかというと「365日分の食事内容を書き出す」ことが、気軽にできる内容ではないからです。

 

 

作ったファンをハマるファンに変える

「ハマる原則=部分共感」を使う

 

ターゲット層の中でも特に困っている人をファンにすることに成功したら、次は、ファンを熱狂的なファンに変えていきます。ファンが「ハマっている」状態にしていくのです。

 

ハマる状態は、意図的に作り上げることができます。

この方法は何パターンかあるのですが、今回はその方法の1つである「部分共感」を紹介しますね。

 

 

報酬がランダムで発生する=部分共感

 

部分共感とは、報酬の発生がランダムな確率で発生する理論です。

 

もう少し詳しくいうと、同じだけの金額を投資しても、何が起こるかは確率に左右され、自分が望むものが手に入るとは限りません。その代わり、自分が望むものが当たった場合は、一定の確率で確実に当たるものよりも喜びが大きいものです。

パチンコやスロット、スマホゲームのコンプガチャのようなイメージですね。

 

この不規則性が、人を虜にし、依存性を高めます。

 

 

増えたファンをやめさせない方法

ずっとファンでいさせるには習慣化が重要

 

ファンがある程度増えた段階から考えなければいけないのが、ファンが「やめたい」と言い出さない環境作りです。

 

ずっとファンでいてもらうための大きなキーワードは「習慣化」と「特別感」です。

ここからは「習慣化」と「特別感」を利用した6つ方法についてご紹介しますね。

その6つの方法とは

 

1、トリガー・アンカー法

2、指示による習慣化

3、一般人との差別化

4、ファンの間だけの暦の導入

5、制限の利用

6、義務を作り遵守させる

 

の6つです。

それぞれ順番に解説していきます。

 

 

トリガー・アンカー法

「やめると損をする」状況を作る

 

トリガー・アンカー法は、簡単にいうと「やめると損をする」状況を作ることで、継続してファンでいてもらう方法です。

「ここでやめるのは勿体無いな」と思わせるテクニックと言い換えてもいいでしょう。

 

身近な例をあげると、保険がそうです。

例えば生命保険は、入った時点から保険料が上がらないプランがあります。保険料が安い若いうちに入っておけば、お得なプランなのですが、一度でも退会してしまうと、もう一度入ったときの保険料はかつての安い保険料ではありません。

 

ビジネスでは、会員制の有料サイトが好例でしょう。

例えば、入会中は毎月コンテンツが更新され、会員はそのコンテンツを好きなだけ見ることができる会員制サイトがあったとします。

 

そのサイトは、入会中は閲覧できるコンテンツ量に制限がありません。しかし、一度でも退会すると、再入会したとしても過去のコンテンツは閲覧できないのです。

 

この状況は、退会すると損をする状況です。

後から入った人ほど、閲覧できるコンテンツ量が少ないので、再入会の可能性があるなら継続していた方が閲覧できるコンテンツ量が多く、お特だからです。

 

継続してファンでいてもらうために、商品やサービスをよりよりものに改善するのは大切なことです。しかし、これには時間と労力がかかります。

 

ファンでい続けてもらうために、商品やサービスを改善するのではなく、「ファンをやめると、損をします」ということを提示することでリピーターを保持し続ける方法が、トリガー・アンカー法なのです。

 

 

指示による習慣化

日常で無意識に行える方法を提示する

 

2つ目の方法は、「指示による習慣化」です。

日常生活に染み込んでしまうようなことを、ファンに指示して習慣化してしまうのですね。

例えば、キリスト教徒が行なっている食前の祈りのようなものです。

 

具体例を出すと、ダイエットサプリメントの販売で、「このサプリメントはいつ飲んでもいいですよ」ではなく「朝食の前に必ず飲んでください」という形で習慣化を促すのです。

習慣化したことは、やめると気持ちが悪くなります。

 

食後の歯磨きが習慣になっている人が、なんらかの事情で歯磨きができなかった場合に気持ちが悪いのと同じですね。

 

習慣化することで、それがなくてはならない状態にさせることができます。

 

 

指示はできる限り簡単なものにする

 

習慣化するにあたっての指示は、できる限り簡単で取り組みやすいものが望ましいです。

普段からできる簡単なことだからこそ、取り組みやすく習慣化しやすいのです。

 

それも、できればすでにある習慣とセットで行わせることを考えてください。

例えば、朝起きてすぐ行うこと、寝る前に行うこと、食事に関連付けて行うことなどが考えられますね。

 

 

ファンと一般人を差別化する

ファンに特別感を感じさせる

 

3つ目の方法は、ファンと一般人を差別化することです。

これのもっとも簡単な方法は、ファンだけの特典をつけることですね。

人は、特別感を得られると嬉しいものです。

ファンが特別感を感じるようなことを考えてみてください。

 

 

ファンの間だけの暦を作る

ファンだけの特別な日を作り習慣化する

 

例えば、「毎月最終日曜日は、ファン謝恩DAY」のように、暦に組み込んでしまうことで特別感を感じさせ、習慣化を促すこともできます。

 

「ファンしか参加できず、ファンにしか告知されない」という形にすることで、一般の人との差別感を演出できるのですね。

 

また、「毎月その日」は必ずという暦にしてしまうことで、習慣化させることも可能です。

 

宗教で例えると、旧正月や生誕祭のようなイメージですね。

 

 

制限を活用する

禁欲的な制限が特別感を演出する

 

イスラム教徒のラマダンに代表されるような禁欲的な制限も方法の一つです。

 

あまりにもストイックな制限をつける必要はありませんが、「これはしてもいいけれど、これはしてはいけません。なぜならば〜」という形のルールを作り、守らせることは、人をコントロールするという意味で有効な方法なのです。

 

 

義務を作り遵守させる

強制されることでありがたみがでる

 

制限と似たお話になりますが、強制的に義務を作ることも習慣化に繋がります。

 

人は、ルールを遵守することで「ここまでやっているのだから、効果があるはずだ」という気持ちを持ちやすくなるのです。

 

 

組織が成立するのも一定の義務があるから

 

例えば、ビジネスでも必ずルールがありますよね。

日報の提出や、報連相の徹底などです。

 

何から何までルールで固める必要はありませんが、最低限のルールの策定は行なった方が、組織としてのファンが解体しづらくなります。

 

ファンに与えるルールは、「ニュースレターには必ず目を通しましょう」「メルマガのリンクは必ずクリックしましょう」といったものが考えられます。

 

何もルールがない無法地帯状態にしておくと、組織の崩壊が早くなってしまいます。

ですので、最低限のルールの策定は必ず行いたいですね。

 

 

まとめ

 

ファンを劇的に増やすための方法として、進出する分野で絶対的な存在を作ることや、ターゲットの絞り方、ファンを作り、熱狂させ、ファンで居続けさせるためのテクニックについてお話しました。

 

簡単に振り返りをすると、まずビジネスとして参入するためにやるべきことは「進出する分野で絶対的な存在を作る」「ジャンルを絞る時のは反社会性をキーワードにする」でした。

 

絶対的な存在があることで難局に直面した場合の盾にすることができ、反社会性をキーワードにジャンルを絞ることで、社会の共感を得やすいのでしたね。

 

また、ターゲット層の絞り込みにあたって意識すべきことは、「社会的弱者をターゲットにする」「突拍子もないことに前提と理由をつける」でした。

社会的弱者の中でもお金を持っている人をターゲットにすることがポイントでしたね。

 

ターゲットを継続的なファンにするための戦略は、「特別感」「習慣化」がポイントでした。ここでは、6つの手法をご紹介しましたが、どれもすぐに実践できるものばかりですので、ぜひ実践してみてください。

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