セミナーを開催するにあたって、誰もが突き当たる悩み。
それは、集客の悩みです。
セミナー開催を何度も経験している人でさえ、自分のセミナーにお客様が来るかどうかは不安で仕方がないもの。
ましてや、初めてセミナーを開催するという人にとっては、胃がキリキリするような悩みなのです。
今回の記事は、セミナー主催者の悩みの80%を占めるという「集客」の悩みを解決する為に、セミナー告知における重要な考え方と、無料で利用できるセミナー告知サイトをご紹介します。
セミナー告知であなたが最初にやるべきこと
専門外のことはプロに任せる
「セミナーをやる!」となったときに、セミナー講師の多くが
「準備も何もかも全て自分でやらなければならない」
という義務感に襲われてしまいます。
ですが、セミナーをやるときにまず真っ先に捨てなければならないのは、その「全て自分でやらなければならない」という義務意識です。
もし、セミナー講師自身がプロのコピーライターやプロのマーケッターならば、全ての準備を自分自身で行うのも悪くはないのかもしれません。
でも、これからセミナーの世界に入ろうという方や、セミナー開催は慣れているけれど、コピーライティングやマーケティングに関してはプロではありませんという方なら、自分の専門外の分野まで自分自身で全て行おうというのは無謀というものです。
やってできなくはありません。
ですが、セミナーを成功に導く告知や集客ができるかというとそうではないと言えるでしょう。
では、どうしたらいいのでしょうか。
答えは、プロに外注することです。
今の時代は、安く・早くプロに外注できるテクニックがあります。
プロに「安く・早く」頼むテクニック
(画像引用:ランサーズ)
プロに「安く・早く」頼むテクニックとしてお勧めなのが、クラウドソーシングサイトに発注することです。
代表的なクラウドソーシングサイトとしては、ランサーズやクラウドワークスといったサイトがあります。
これらのサイトは、お仕事を発注する側として登録することで、同じサイトに登録しているプロのライターに告知文の作成などを発注できるシステムになっています。
ランサーズやクラウドワークスでプロに発注するのではなく、もっと安価に外注を利用したいという方もいらっしゃいますよね。
そういう方にお勧めなのがココナラというサイト。
ココナラというサイトは、自分の得意分野をフリーマーケットのように販売しているサイトです。
様々なお仕事が最低価格500円から売りに出されています。
このサイトで、告知文のライティングをお願いできそうな方を探して発注すればワンコインで告知文を手に入れることが可能です。
インターネットのクラウドソーシングを利用すれば「安く・早く」プロレベルの準備物が手に入ります。
これを利用しない手はないですよね。
セミナー告知は「集客できる」サイトに出す
セミナー告知文などの準備物が完成したら、今度は集客をしなければいけませんよね。
先ほどの方法で告知文を作成した場合、大体の場合は即日告知文が出来上がってきます。
つまり、告知文を依頼したその日には、セミナーの告知ができる状態になっているのです。
それでは、どこに告知文を出したらいいのでしょう。
それは、
「集客できるサイト」
に
「無料で」
出すんです。
ズバリお勧めするサイトはここ!
セミナー情報ドットコムは登録だけで10人は固い
(画像引用元:セミナー情報ドットコム)
セミナー告知で一番おすすめするサイトは、何と言ってもここです!
セミナー情報ドットコム!!
このサイトへ登録するだけで、最低10人は参加者を確保できるでしょう。
登録は、ページ最下部にある「主催者登録」の文字をクリックして登録するだけです。
もちろん無料で登録することができます。
さらに、セミナー情報ドットコムから集客があったとしても課金されないのが嬉しいですね。
セミナー情報を登録してから、実際にサイトに掲載されるまで、審査期間が3日ほどかかりますが、サイト側がしっかり審査しているからこそ、お客様も安心してセミナーへ申し込みができるのです。
セミナー情報ドットコム(http://www.seminarjyoho.com/)
無料のセミナー告知サイト12選
他にもある無料告知サイト
もっともおすすめするサイトの他にも、無料でセミナー告知ができるサイトがあります。
それぞれに得意分野がありますので、併用してみるのもいいかもしれませんね。
1.セミナーネット
(画像引用元:セミナーネット)
トップページからセミナー情報の検索ができる他、サイトにアクセスした日から1週間の間に開催されるセミナーの情報がリスト形式で表示される。
セミナーネット(http://all-seminars.net/)
2.セミナーズ
(画像引用元:セミナーズ)
セミナーをジャンル・エリア、カレンダーから検索することができるセミナー検索サイト。
セミナー開催後の参加料金の振込など、セミナー主催者が気になるお金のポイントについて、登録前に読めるところに好感が持てる。
セミナーズ(https://www.seminars.jp/)
3.セミナーバンク
(画像引用元:セミナーバンク)
有料オプションで、セミナー情報を届けるメールマガジンも発行しているセミナー検索サイト。メールマガジンの登録者数は、2016年11月時点で2000先。
セミナーバンクが共同運営するWizBizの経営者向けのメールマガジンへのセミナー情報への掲載も有料オプションで選べる。こちらの配信総数は、30,000先。
セミナーバンク(http://seminarbank.net/)
4.セミナーチャンネル
(画像引用元:セミナーチャンネル)
無料で利用できるセミナー検索サイトなのだが、セミナー情報の登録の申し込みは、月に1回のみとなっており、開催日の3週間前までに登録しなければならないサイト。
セミナーチャンネル(http://www.seminar-channel.net/)
5.セミスタイル
(画像引用元:セミスタイル)
ファイナンシャルアカデミーが運営するセミナーポータルサイト。
受講前の事前資料の請求フォームも作成可能で、セミナー料金の入出金管理や売り上げレポートも作成してくれる。
セミスタイル(http://semistyle.jp/)
6.ビジネスセミナー探しの達人
(画像引用元:ビジネスセミナー探しの達人)
掲載の申し込みの後、サイト側で審査があるが無料で利用できる。サイトトップ画面に、個別のセミナーの案内はなく、サイト利用者はカテゴリーや職種からセミナー情報を検索する。
ビジネスセミナー探しの達人(http://www.good-seminar.com/)
7.フィデリ・ビジネスセミナー
(画像引用元:フィデリ・ビジネスセミナー)
セミナー会場の住所を入力すると、セミナー情報の会場欄にgoogleマップを表示できるなど、セミナー参加者に嬉しい情報を入力できる補助機能が豊富なセミナー検索サイト。
フィデリ・ビジネスセミナー(http://seminar.fideli.com/)
8.ATND
(画像引用元:ATND)
リクルートグループが運営するイベント情報掲載サイト。
どちらかというと、20代~30代前半のお客様向けのイベントが掲載されている傾向がある。
FacebookやTwitter ID、google IDでアカウントが作れる点は便利。
ATND(https://atnd.org/)
9.イベントカレンダー+ログ
(画像引用元:イベントカレンダー+ログ)
ITメディアが運営している、「IT・製造業・ビジネス関係の総合イベントポータル」サイト。他のセミナー掲載サイトに比べて、シンプルなデザインだが、セミナーのアイキャッチがトップ画面で見られないので訴求性が低く感じられる。
イベントカレンダー+ログ(https://event.atmarkit.co.jp/)
10.イベントフォース
(画像引用元:イベントフォース)
セミナーだけでなく、様々なイベント情報の登録もできるセミナー検索サイト。
基本は無料で掲載できるが、資産運用関係のセミナーは有料での掲載になるので注意が必要。
イベントフォース(http://eventforce.jp/)
11.こくちーず
(画像引用元:こくちーず)
セミナー情報のみならず、チャリティーイベントなどの告知にも使用できる告知サイト。
スマートフォンからの申し込みにも対応し、こくちーずプロを利用するとコミュニティやグループ機能も利用することができる。
こくちーず(http://kokucheese.com/)
12.ストリート・アカデミー
(画像引用元:ストリート・アカデミー)
セミナー告知サイトというよりは、講座登録サイトという性格が強いサイト。
個人で登録する場合と、法人で登録する場合で手続きが異なるので注意したい。
ストリート・アカデミー(https://www.street-academy.com/)
有料のセミナー告知サイト4選
掲載料が有料になっているセミナー登録サイトも4つご紹介します。
1.セミナーBiZ
(画像引用元:セミナーBiZ)
セミナー参加費が3000円未満なら掲載料無料で掲載できるサイト。
セミナー参加費が3000円以上であっても、登録後1ヶ月は無料お試し期間なので安心。
セミナーBiZ(http://www.seminar-biz.com/)
2.MAINICHI セミナー情報
(画像引用元:MAINICHI セミナー情報)
毎日エージェンシーが提供しているセミナー情報サイト。
毎月最初の1本までは、無料でセミナー情報を掲載することができる。2本目以降は有料。
MAINICHI セミナー情報(http://www.m-ag.co.jp/seminar/)
3.ビジネスクラス・セミナー
(画像引用元:ビジネスクラス・セミナー)
ファシオが運営するセミナーポータルサイト。
人気のセミナーのランキングやサイト会員になった人への特典がある。
セミナー掲載の申し込みは、(株)ファシオのセミナー事業ページからの問い合わせが必要。
ビジネスクラス・セミナー(http://www.bc-seminar.jp/)
(株)ファシオ セミナー事業ページ(http://www.vita-facio.jp/02seminar_02.html)
4.ビジネスセミナーガイド
(画像引用元:ビジネスセミナーガイド)
セミナーを探している人が業務別に検索することができる面は便利だが、検索結果の画面がエクセルシート状の無味乾燥な画面になっている。
画像付きのセミナー検索サイトに比べると少し不親切に感じるかもしれない。
セミナー開催地域別に料金が変わる有料掲載サイト。
ビジネスセミナーガイド(http://www.crosslink.co.jp/seminar/index.html)
まとめ
プロを利用しながら小さなステップを
いかがでしたか。
セミナー告知・集客にあたって必ず行って欲しいポイントと、セミナー告知・集客にオススメのセミナー告知サイトを厳選してお伝えしました。
セミナーを開催するときに「全てのことを自分自身で完結させねばならない」と考えてしまうのは、セミナー初心者にありがちな罠です。
しかし、もう少しシンプルに考えて欲しいのです。
自分の専門外のことは、プロにお任せしてしまう。
予算がないなら、ないなりにお任せできる方法を探す。
集客が難しいと考えるなら、集客ができるサイトに宣伝をしてもらう。
そういったシンプルで小さなステップを確実にこなしていくことで、セミナーは成功につながっていくのだということを、忘れないで欲しいと考えています。