売りたいものが面白いほど売れる!こんな簡単なことで説得力が5倍になる

「なぜ、こんなにもいい商品なのに売れないのだろう」

「こんなにも有益な理論なのに、どうして誰も来てくれないのだろう」

 

自分が自信を持っているコンテンツだからこそ、世の中に広まって欲しいのに、一般に販売してみたら集客さえもおぼつかないことがあります。

 

そんな悩みを抱えている人は、商品に対する研究は熱心なのに、売りたい側の研究がおろそかになっている場合がほとんどです。

 

今回の記事では、売りたいものが面白いくらいに売れるようになる簡単な理論についてご紹介します。

 

本当に少しの工夫で、今よりも説得力が5倍になるのでぜひ、記事の内容を試してくださいね。

 

イメージできない商品は売れない

売れるセールスマンはイメージさせるのが上手

 

「人は、イメージできないものは買わない」

という原則があります。

 

イメージできないとは、商品やコンテンツに対する具体的なイメージもそうですし、商品を購入した後で自分に起こる変化に対するイメージもそうです。

 

どんなに素晴らしい商品であったとしても、商品を購入することでどんなに素晴らしい未来が待っていたとしても、イメージができないものを人は購入することはありません。

 

大きな売り上げを作るセールスマンは、お客様に商品購入後のイメージをさせることが上手なのです。

 

逆に、お客様にイメージを持たせることが苦手なセールスマンは、売り上げを伸ばすことができません。

 

五感をフル稼働させてイメージさせる

感覚に訴える表現をするだけで効果は絶大

 

それでは、お客様にイメージをさせるためにはどうしたらいいのでしょう。

イメージが湧くような表現を使うというと、小説家のような表現力が求められるような感じがしますよね。でも、実際にはそんなことはないのです。

 

その方法は、人間の五感を刺激する表現を使用するように心がけるだけです。

つまり、「知覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の5つに対する刺激を徹底的にお客様に与えることでお客様は、商品やサービスに対するイメージを持つことができるのです。

 

例えば、りんごのイメージを持ってもらいたい場合はこのようになります。

 

・言葉で「りんご」と言う(聴覚)

・手でりんごの形を作る(視覚)

・「このりんごは赤いです」と付加情報をつける

・「甘酸っぱいりんごです」(味覚)

・「シャキシャキとした歯ごたえです」(触覚)

・「持っている手からりんごの香りがします」(嗅覚)

 

五感のうち、どの情報を優先的に処理するかはその人の感性に依存します。

ですので、五感の全てにまつわる情報を盛り込むことであらゆる人の想像力を刺激することができるのです。

 

今の例えは、りんごでしたが、CDなどを販売したい場合も同じように使うことができます。

CDの場合だと、パッケージの大きさ、どんな音が入っているのかなどを伝えることで、お客様はイメージがしやすくなるでしょう。

 

 

ボディランゲージを使用することで、よりイメージを湧きやすくすることができます。

ボディランゲージの使用方法や練習メソッドについてはこちらの記事が詳しいです。

ボディランゲージで相手を誘導できる!講師必読の心の読ませ方

 

イメージと意図を結びつけることで売れる

アンカーリング技法を利用する

 

お客様に商品やサービスについて十分イメージしてもらったら、次はそのイメージと売りたい側の意図を結びつけましょう。

このときに有効なのは、アンカーリングという技法です。

 

アンカーリング技法は繰り返しの技法と似ています。

例えば、セミナーのオープニングで毎回同じ音楽をかける。そうすることによって、ふとした瞬間に同じ音楽を耳にしたときに「またあの講師のセミナーを受けに行きたいな」と感じるようになるのです。

 

アンカーリングの基本的な考え方は、その商品を思い出したときに感じて欲しい感覚をセットにするということです。

「嬉しい」「楽しい」「もっと見たい」「もっと聴きたい」という快感を伴う感情がいいですね。

 

これを行うことで、お客様は商品に対していいイメージを持ち続けてくれますし、リピーターになってくれます。

 

欲を言えば、自分の競合にあたる製品には、ネガテイブなイメージと感覚を持つようにアンカーリングができるいいですね。

 

アンカーリングの典型例は宗教

宗派にいる限り幸せであるというアンカー

 

アンカーリングの典型的な例に、宗教があります。

 

「神を信じていれば、幸せになれます」

ということと

「神から離れれば、悪魔に取り憑かれます」

ということをセットで繰り返し言われることで、「宗教=快楽」「宗教以外=非快楽」というアンカーリングがなされているのですね。

 

何度も繰り返しアンカーリングされることで、洗脳と呼ばれる状態にまでなってしまうのです。

 

 

マーケティングと宗教についての詳しい解説記事はこちら。

数千年の長きにわたって支持される宗教をビジネスに応用するメソッドについて詳細に解説しています。参考にしてください。

顧客に支持される組織作りは“宗教構造”から学べ!

 

まとめ

 

売りたいものが面白いほどに売れる理論ということで、お客様に具体的にイメージをさせるというお話と、アンカーリング技法についてお話をしました。

 

少し抽象的なお話だったかもしれませんが、ポイントは「売りたいものと快楽に繋がるイメージを作ること」です。

 

この部分が基本になります。

お客様にどんなイメージを持ってもらいたいのかとそれがどんな快楽に繋がるのかをしっかり考えてみてください。

 

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